施工事例

ボックスカルバートを利用した地盤沈下対策工事例

カテゴリ
ボックスカルバート
製品名
SJボックス

杵藤農林事務所様の発注で白石平野地区県営地盤沈下対策事業工事に製品を採用いただきました。

工事概要

佐賀平野の干拓地で本工事は新たに建設した新拓排水機場へ導水し、地盤沈下の進行によって発生している、八平地区の湛水被害を解消するために築造された水路である。
従来は硬構造の考え方であったが、近年では柔構造の考え方にシフトしてきており、SJ-BOXは緊張(剛結)されておらず、継手(製品ジョイント)がフレキシブルに可動するため地盤沈下に対応でき、この度SJ-BOXが採用された。

製品据付状況

油圧ジャッキによる引寄せ

堤防横断箇所は特厚仕様

堤防横断部 (※赤線:堤防築造ライン)

弊社営業担当者の声 

全数量66本を短期間で納入する事に苦労した。
今回納品したSJ-BOX総高さが2.56mあり、また製品重量は超重量物であったためトラック1台に1本の製品運搬で対応しなければならなかった、この条件を運搬できる車両が圧倒的に少なく車両手配に追われたが、安定供給できた事が何よりである。

施工者の声

「大型製品でも施工性が良い」と評価

想像はしていたが現物をみて大きさに圧倒された。施工スピードは説明を受けていた通りに早く、冬場施工より多少暖かいほうがゴムの硬度も影響しスムーズな施工が出来るのでは?と今回感じた。)※施工時期4月下旬)
設計計画で先行地中梁工法により切梁・腹起しが不要だったため非常に施工がスムーズで経済性も実現できた。

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